投げ技が決まる瞬間に・・・
ドラゴン怒りの鉄拳を見た人は覚えていると思うが映画の最初に主人公扮するチェンが急死した師匠の葬儀に掛けつけるが精武門の師匠は既に死去されていた。
この遺影写真の師匠は実在する人物だった・・・名は霍元甲(カクゲンコウ)と呼ばれれ現在も活動を続けている武術学校「精武体育会」の創設に深く係わった実在の国民的英雄の武術家なのだ。
租界時代、日本人柔道家師範と友好的な試合が行なわれた。投げ技が決まる瞬間に霍元甲に思いよりも遠くに押し飛ばされ、柔道家の右手首を骨折してしまった・・・友好的な試合だったのでことは収まったが、その3ヶ月後、病気で霍元甲は53歳の人生を終える。
その辺から日本人が暗殺した節がでたらしい。
反日感情剥き出しに作られた中国映画「ドラゴン怒りの鉄拳」は日本での公開が危ぶまれたという。
しかし、ブルース・リーの影響は止まらず、日本で公開する勢いだから凄い。
確かに反日感情はあるかもしれないが改めて、観れることは有難かった。