~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

3時間しか寝てないんよ・・・




「流れ者」と云う岡林信康さんの歌があります。
まるで私の生き方を歌った様に感じます。

工事現場が終わらない内に次々へと掛け持ちしながら、上手く綱渡り人生です。
品質的にも予算的にも上手く現場を納めるのが当たり前、上手く行かなきゃ会社からガッツリ責められます。
家族を守る為に時には下げなくてもいい頭を思いっきり下げ、涙を拭う暇もなく働いて働いて毎月お給料袋を戴いて帰ります。

四国修行時代、周りの同世代には、日雇いアルバイトで危険な工事現場を渡り歩く仲間が沢山いました。発癌性物質撤去等の命掛けなバイトで低い賃金で汗流し、フラフラに歩いて空手道場へ通い更に汗流し、芦原英幸先生の指導で「こんなことも出来んの?たまげた~、黒帯やるんじゃなかったけん
」下手だの、ああだのと叱られ落ち込んでもへこたれず倒れなかったものです。

どんなに疲れていても身だしなみにはうるさいほど注意されたものです。
「アシハラは、武器を開発中で忙しくて3時間しか寝てないんよ・・・」
「Aバトンと名付けようか思うけん。此れがオリンピック競技に採用された場合のルールも考えよるんよ・・・これをバックスピンで命中すると3ポイントとかどうだ?」
「例え、夢が夢で終わっても、いい夢見させて貰ったとアシハラは皆に感謝しよるんよ。」芦原館長は予言するかの様に優しい笑顔で話されていました。

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若者は、もっと汗を流し恥を掻きながら努力しなさいと云う思いがわかりました。

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当時の修行があってこそ、五十半端になっても倒れない自信だけはあります。
だからこそ、明日も倒れない様に頑張ろう。

鍛錬は道場でなくても 続く・・・