~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

感謝され感謝する・・・

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昨夜の空手稽古では旭川支部稽古に本部道場に通う少年部も出稽古に
やって来ました。
〇〇兄弟はいつもの如く、ダラダラと集中できずに覚えも悪く
「周りを見てごらん、ふざけてる者など、一人もいないよ・・」
注意しても3分も持たない・・・こんな状態で審査を受けても結果は見えてますね。
例えその時よくても駄目なのです。

コンビネーション・型に追いついて行くのもアタフタやってますね。
思わず「オラオラ!」と気合が入ります・・・
一ヶ月前から旭川支部に通う白帯少年部は〇〇兄弟のレベルを遥かに抜いています・・・これが現状です。

ちょっとした病気を乗り越えた少年部のS君は1年ぶりに稽古に復活し、
来週昇級審査に挑みますが「先生、僕も大会に出てみたいと思います。まだ間に合いますか?」と問い合わせてきました。

彼は入門するとき一日体験入門で、初めて誉められ自信が付いたと言います。
その場を見ていたお母さまは目を真っ赤にして
「今まで塾やサッカー、野球少年団で試しましたが何処も相手にして貰えず
悩んで来ましたが空手を体験して息子が生き生きと動け笑顔が見れたのは
初めてのことです。どうか入門許可して頂けないでしょうか?」と
涙声で頼まれたのを思い出します。
後で知りましたが稽古中、お母様はズーッと息子さんを見ながら泣いていたそうです。
そのあと、小学校で好きな言葉をテーマに書いたカードを受け取りました。
大きなひらがなで「ぼくはせんせいにからてをならいつよくなることができました。
からてのせんせい、ありがとうございます。〇〇より」
裏側にはお母様から小さなメッセージがありました。
「息子が学校で初めて書いた文章です。どうか受け取って下さい」

このカードを少年からプレゼントされ、
あぁ~空手続けていてよかったなと思った瞬間でした・・・
お互いに感謝され感謝する・・嬉しいことです。
このカードは小さな額に入れて今もリー・チョンの書斎に飾ってあります。

そんな少年も奮起して頑張っています・・私もまだまだやらなきゃ。