動ける部位は動かし・・・
足が痛い、腰が痛いと子供の様に戯言ながらも道場へは、しっかり通いました。
ストレッチで体を解しながら道場に立つと気持ちが引き締まり、痛みが取れて
如何にか動けるものです。
しかし、言葉で間合いや技術・タイミングを説明することは容易ではありません。
松山当時、自動車と自転車の追突事故に遭い、当日夜は脚を引き摺って
2階階段を這って昇り道場にようやく入り、静かに長椅子で見学しました。
翌日からは道衣に着替え、ストレッチと上半身だけの基本稽古に参加して下半身稽古からは長椅子に座って見学しか出来ませんでした。
動かせる部位だけでも稽古できることに感謝したものです。
突然、芦原英幸館長が入って来て、ポンと軽く肩を叩き「大丈夫だったか?あまり、無茶しなくていいけん・・時間掛けて身体治せばいいだろ。こう云うときは見学もためになるんよ」と話され、道場の黒い長椅子に一緒に腰掛ける機会がありました。
職員が指導するサバキの説明内容、門下生の動きをこと細かにチェックされていました。芦原館長は、厳しい時は鬼の如し!優しいときは天使の如く見えたものです。
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松山城に咲く桜は満開でお見事でした! 動かせる部位はトコトン動かし、いいリハビリでした。
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全国支部の審査に出発する前に芦原館長は松山総本部でサバキの幾パターンか指導して頂きました!
この画像は北海道審査会の模様ですがこの崩し方も松山で何回も指導されたものです。
昨夜も近くの体育館に仕事帰り寄って若者達と武術稽古する内に自然に痛みを忘れ
普段の50%は動ける様に回復しました。
身体はやはり冷湿布やクリームでなく動ける部位は動かして治すものです。
明日は空手を学びたい仲間達との稽古が待っています。
掴まれた場合、殴ってきた場合、蹴ってきた場合、刺してきた場合に崩しから後頭部へのヒザ蹴り、肘打ちを稽古する予定です。
芦原先生は腕を斜め下に引き崩す同時に、引き足も使わずに力が抜けた様に一瞬で捌いてしまいます。
松山時代の稽古ノートを基に、鍛練は続く・・・