~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

芦原會館総本部寮に入る心構え・・・ちゃんと掃除しよるんか?



松山修行時代、バイトが休みの日は毎週、寮内の大掃除で一日が始まりました。

芦原英幸館長の後ろについて某マンション2階にある寮の玄関に初めて入る瞬間「おぅ~アシハラだ、よう散らかっちょるな。ちゃんと掃除しよるんか?足の踏み場もないなぁ・・・」
当時、私は「こんな処に絶対入りたくない・・・」心底思いました。 

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一年後、芦原會舘寮に入ることを許され、先ずはあの半端でない汚い玄関、便所、浴室、台所、居間を何かしなきゃいけない・・・
芦原館長の「ちゃんと掃除しよるんか?」この言葉が決心させたのです。

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これは綺麗になった芦原會館寮でAバトンを練習するカット!

玄関には約100足分の破れて履かない靴とカビだらけの古雑誌や漫画本がドッサリ。
便所の和風大便器は黒褐色と強烈なアンモニア臭が充満放題。
浴室は
蛍光灯が腐食して剥がれ落ち剥き出しの電気配線、洗い場も浴槽も脂とカビ汚れでギドギド・・・入浴したとたん電気椅子の如し地獄を味わいます。
台所は不要な食器と鍋に青黴やゴキブリだらけ。押入れは黴と雑菌が混じる不要の布団や毛布。
居間はさすがに自分の寝床を一畳か二畳分だけ確保。
大掃除に二週間は、掛かりました。

黒い大型ビニール袋に約90袋のゴミが出て階段下に集積しマンション管理会社にも協力して頂いて大量ゴミの山を2トントラックで何回かに分けて廃棄して下さいました。
管理人のオバちゃん曰く「ほんま、一人で片付けよっておおごとよごくろうさんね!」とねぎらいの言葉を頂きました。
翌日からゴキブリの死骸や糞、カビの菌に殺られ、三日間ほど高熱が出て寝込んだのでした・・・
本部職員の方々は夜遅くまで會舘の過酷な勤務があり、毎日クタクタになって帰宅します。
新米の寮生として何とか少しでも役に立たなければと考えていました
帰宅した職員さんに「いや~綺麗になったわ、ありがとね!あまり無理しなさんな」とねぎらわれたことを思い出します。

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芦原館長は何回もパンチの秘訣をまじかで見せて居られました!

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芦原館長の突きや肘打ちにも一瞬のタメがあるが故に切れるスピード!

鍛練は続く。