~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

八幡浜道場(2)



松山修行時代に何度か芦原空手発祥の地、八幡浜支部へ見学に行った話です。

確か月刊空手道の取材以前です。
バイト休みに合わせて八幡浜へ向かい、一般部の稽古が始まる頃に九州や徳島の空手仲間四人で見学に入りました。

様々な年代の門下生が集まり、芦原英幸館長の少し若い頃にそっくりな角刈りの方が号令かけ交代で指導されました。

総本部とは雰囲気がまた違い年齢層も高く独特な大人的で新鮮な感じで説明するしぐさや方言を聞いていると凄く懐かしい気持ちになりました。
型は組手の型と従来の平安の型を併用して指導され空手バカ一代に出ていた休憩中、ずっと帯を持ち爪先立ちでかがむ姿を発見しました。
ふらつくと片手の指先一本で支える姿です。

中年層のおばちゃんも白帯締めてふらふらやってました。
このかがみ方は現在、私の道場でも説明中、休憩中両方取り入れています。

イメージ 1イメージ 2

中元師範は言葉少なく、風を斬る蹴りでウォーミングアップされながら門下生の動きを見守り、時折斬新なサバキな説明されました。なるほどナ~と説得力に感動しました。
対人稽古には時間を割いて二人掛け三人掛けや見たことないバリエーションを繰返していた記憶があり、映画や空手バカ一代に登場した道場そのままの空気が其処にありました。

その帰りに八幡浜駅の近くの喫茶店へ行き、中元義憲師範から二宮城光師範とお兄さんが通った時代や全国から押し寄せた入門生等の貴重な話しを聞くことが出来ました・・・ありがたいことです。
当時の門下生の中には後々、離れて円心空手や諸流派で活躍されている方々も見受けられました。

中元
義憲師範の道場で稽古する門下生が羨ましく思えます。

鍛練は続く・・・