~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

あいつら、またやってるよ!早よ帰らんけ・・・



四国時代の鍛錬シリーズも今回で4回目です。

当時の夜遅くまで居残りする仲間達が芦原會館総本部閉門22:00ぎりぎりまで
1分1秒も惜しく自主トレーニングしていた映像です。
居残りは殆どが県外出身者で山形、富山、東京、高知、八幡浜、徳島、名古屋、九州、北海道の空手好きな仲間が昼間はバイト、毎晩遅くまで汗流していた青春期でした。
10代、20代、30代の若者達が金も欲もなく只、空手が好きで頑張っていたのです。
芦原英幸館長もそうでしたが職員の中には此れを良しとしない方も居ましたが
皆は必死に強くなりたく頑張っていました。私は、そんな仲間達のことを少しでも紹介したかったのです。
イメージ 1

2:00には道場を締め出され、その後は近くの電柱の外灯に集合して
蚊や蛾が舞う中で腕立て伏せ100回、スクワット300回、組手、シャドー、松山城周辺や街を軽くランニングして最後は近所の銭湯へ・・・皆で裸になり風呂大掃除の
バイト。
長髪をお互いハサミでカットしたり、身体の垢を洗い流す。
もちろん風呂代はただ。
白い牛乳1本呑んでおしまい。私のようなお金なしは水飲んでおしまい。
イメージ 2
以前も書きましたが、芦原英幸館長は心配するあまりか「あいつら、またやってるよ!早よ帰らんけ」と見るたびに真っ赤になって怒って居られました。
私も1階事務室で1時間ほど強いお叱り受けましたが、叱られる理由が当時もわかりませんでした。
私には当時しか出来ない、いい虎の穴稽古でした。
松山駅で休憩していると変な宗教活動の学生さんが近づいて来て
目を瞑らせ手を額にかざし光が見えませんか?と聞かれて
「グーグー・・・ムニャムニャ」と寝た振りしてからかうと不信に感じたのか
逃げて行く若者が少なくなかったのです。
今から思うと怖いものなしでした。

鍛錬は続く・・・