四国巡礼の旅-2
25年ぶり、熱い仲間達との再会・・・いきなり目に入る白髪、スキンヘッド、
眼光鋭い顔には、年輪感じる感慨深いものがあります。
名前をあげれば切りがないので控えます・・・物凄い方々です。
当時、共に苦労した仲間達との握手はズッシリ熱く硬いものです。
あのとき、ああだった、こうだった、全て芦原英幸館長にお世話になった話題・・・
誰も彼もが今を生きることに全力投球で活躍されて居ります。
人に歴史あり・・・事業興し成功しています、会社立ち上げ忙しいしんよ、
裸一貫百姓で一儲けよります、キックボクシングを東京で10年やっってたんよ、
不動産業で頑張ってます、様々な歴史を聞くことが出来ました。
庶民的な「スキ焼屋」で乾杯!私達には、スキ焼は高級でございます・・
あの当時、貧乏過ぎて「スキ焼」なんて見たことも聞いたこともありませんでした。
ジーンズ似合う大先輩の挨拶です。
「館長が一番活躍した全盛期、一緒に稽古できたこと。その分、
大変苦労も多かった仲間達とこうして再会できたこと。これからも達人
目指しながら活躍される皆さんにカンパイ~!」その音頭で弾けました。
四国で飲む冷たいビールは一段と格別です・・・ジョッキを空けた瞬間、
唇を噛みながら、今回行かせてくれた嫁さん、家族、道場仲間に感謝の思いが
溢れました。
一人一人と挨拶を交わし、盃を酌み交し、ジャンピングキックで三度も喰らい
転がされた大先輩に当時の状況を説明しても覚えて居られません・・
やられた方は悔しくて覚えて居るものです・・・今でも現役で強く尊敬する
大先輩です。
二次会へも出撃。
そのカラオケ店の受付は、当時稽古で一緒だった三越のバイト仲間が
迎えてくれました。確か、緑帯だった筈です。
カラオケでマイクを離さない私が居ました・・・
皆さんの歌声聞きながら熱くなった胸をウイスキー氷割りで冷まし、
当時、芦原會舘寮でギックリ腰を一瞬で治療して頂いた最年長大先輩に当時の
お礼を伝えました。「あぁ、あの時のギックリはおおごとじゃったのう、右足と左足の
長さが違ごうとった・・ほやけん、よう覚えちょるわい。」
真夜中1:30も過ぎて道後温泉にでも浸かろうか?と考えてると道後温泉や
コンパニオンも開いちょらんわい!と知り、ちと残念無念。
最後は大先輩の懐かしい号令で正拳10本突き!無事お開きとなりました。
痛風や白髪やハゲや靭帯切った仲間達と脚を引き摺りながら伊予の大地を
ゆっくり踏み占めながらガヤガヤ騒いでホテルへ帰ったのです。
早朝から行動する準備に掛かり、シャワーを浴び、目覚まし5:45分にセット、
2:30過ぎにはベッドに吸い込まれました。
ビデオカメラと脳内には思い出を沢山記憶させました。
巡礼の旅-3へ続く・・・