人は、転んだら坂のせいにする・・・
我が母校の校長先生のブログから抜粋です。
若い頃、全日本男子バレーボールチームがミュンヘンオリンピックで悲願の金メダルを獲得したシーンは、今でも鮮明に覚えております。中でも猫田勝敏選手は世界一のセッターと言われていました。猫田さんはどんなすばらしいトスを上げても、アタッカーがミスすると、かならず『すまん』と声をかけたそうです。ボールを打つ方も自分が悪いのにセッターから先にすまんと言われると、逆に、次はかならずしっかり打つぞという気持ちになって、それがチーム全体を引き締める原動力になったと聞いてます。人は、転んだら坂のせいにし、または、靴のせいにし、なかなか自分のせいにしない、しかし、猫田さんは、どんな状況でも悪いのは自分だという姿勢を皆にしめしていたという話を聞いたことがありました。