~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

ジェットボーイと言われた東谷 巧氏

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昔、四国の道場で地上最強のカラテで見たジェットボーイと言われた東谷 巧氏と一緒に稽古したことがある。
四国総本部のA先生から紹介され、説明を受け、凄い先輩と稽古出来ることで驚いた。
最初は白帯を締め、毎日稽古し3ヶ月後は三段の帯をA先生から許可されていた。

私の様な若造にも礼儀正しく頭を下げ、稽古後には昔の貴重な映画の話題になり、謙虚さを間近で見た。
崩しやタイミングも直ぐに覚え、印象では前蹴りや回し蹴りの威力が凄かった。
自慢話はいっさいせずに、冗談も言わずジーッとA先生と酒を酌み交わして居られる姿はサムライらしかった。
髪型や顔もブルース・リーに似てハンサムでカッコ良く、男が惚れるくらい素敵だった・・・素晴らしい先輩と修練出来たことが人生の宝である。

一時、東谷氏はデンマークに帰国したが数ヶ月後に今度は奥さんとお弟子さんを連れて来日された。

お弟子さんは剛柔流の黒帯だったが剛柔流東京本部に立ち寄り、サバキを見たいと四国までやってきた。
最初は生意気な視線で稽古を見ていたがA先生の鋭い捌きを見て、すぐさまに是非学びたいと願い出る。
そして白帯を締めて半年ほど、汗を流すことになった。

東谷氏の今は四国の空手から離れ、自流の「心武道」を立ち上げる準備段階と聞く。

ヨーロッパではカラテマスター・タクミ ヒガシタニとして有名な人物として活躍されている。
私の尊敬する先生の一人です。
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