下手じゃけ・・
思えば遠くへ来たもんだ・・・今では~女房子供持ち。
懐かしい・・・二十何年前の松山時代、クリスマス会で芦原館長の前で
歌った曲です。下手じゃけと黙って聴いて頂きました。
思えば遠くへ来たもんだ/海援隊
全国から、海外から修行生が松山の道場へ集い、月曜から土曜毎日が稽古、稽古、
バイトそして人生の修行・・・「思えば遠くへ来たもんだ」でした。
当時、夢にまで見た憧れのケンカ十段こと芦原英幸館長の道場には
大勢の熱い若者達が下手だの覚えが悪いだのと厳しく怒られ、叱られても
歯を食いしばり道場へ足を運びました。
褒められることは一切ありませんが其れくらいの覚悟は皆が持っていました。
道場へ通う弐段や参段の先輩は基本や捌きのレベルが数段上まってました。
強い精神力の持ち方、考え方が半端でないのです。
厳しくも優しくも人情味溢れ、人を引き付ける魅力を持っています。
それだけ、芦原先生の教えが染みていると思うのです。
何十年経っても、あの芦原先生の人情味ある指導は忘れません。
あの厳しい口調を聞く度に当時の稽古をしたいと思うこの頃です。
鍛練は続く・・・