~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

顔汚いけん、洗ってこい・・・

今夜は粉雪降る中、地震のニュースが賑わう中、お仕事帰りに少し早めに
空手道場へ寄り、皆さんが来る前にFF式温風暖房機で冷えた道場を暖めながら
疲れて堅い体をストレッチに時間を掛けることが怪我を予防する秘訣なのです。


Remioromen Konayuki (レミオロメン - 粉雪)

松山総本部時代も芦原館長や職員方もストレッチに時間掛けながら
その日、指導する内容をイメージして動いておられました。
その少しの動きを横で見ながら、稽古メニューが想像できたものです。
芦原館長は手すりに足首を掛け、開脚運動で脚すじを伸ばしながら
職員の指導力、道場生のコンデションを見極めて、その日の稽古内容を
考えて居られました。
基本稽古が終わると館長稽古が始まります。
そんなときは外人や大学の空手部が大勢やってくるものでした。
職員や黒帯、茶帯が試されるサバキ稽古が極まって始まるのです。
外人に負ける訳にならないし、大学生は若くて毎日稽古積み重ねて気が抜けません。
それでも、体の大小関係なく黒帯のプライドで立ち向かうことで強くなれるのです。

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初めてサバキを指導して頂いたころ・・・吃驚の連続でした。
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こんな見えないパンチは見たことも聞いたこともありませんでした。
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初めてサバキを指導されたのですがこともあろうに芦原空手でないのに黒帯締めて立ったのが
本当に無礼でした。芦原館長の指導は効果音が多く、口調もテンポ早く、技の展開もクルクル走り過ぎてしまいます・・・其れをしっかりと聞分けながら分析することが大切です。
松山総本部のときも北海道でも殆ど同じでしたが北海道の頃の方がもっと言葉を丁寧に選んで
説明されていました。

松山当時は手足にサポーター付ける人は居らず、突きや蹴りが当たる度にジンジンと快感が走るのです。
顔面にいいのを貰うと「おい、大丈夫やろ!顔汚いけん、洗ってこい・・・」とありがたいお言葉を頂けるだけで嬉しくなるものでした。
そんな当時を思い出しながら、今夜は稽古でいい汗を流しました。

鍛練は続く・・・