~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

宿探しに翻弄したこと・・・

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松山市に着いて先ずは宿探しに翻弄した昔話です。                   

「ほうね、えらい遠いとこから来んさったんね・・じゃけ、あいにく定職持たない男には何処のアパートも貸さないけん。最近は掃除しない、部屋は壊す、家賃滞納しよる
  お客さんが多いんよ。何処行っても断われるのがセキの山じゃけん。                   
じゃけ、此れから大家さんに掛け合っちゃるけん。お前さんには、しっかりした空手と云う目的がある。だから一緒に頼みに行くけん。わしは広島生まれでの、若いころ松山へ流れ相当苦労したこともあるけん。芦原先生とこの生徒ならえぇじゃろ。    

わしは武道する若者を信じるけん。部屋は清潔に、騒がない、家賃は滞納しないだけは約束して下さいや。敷金は3ヶ月分前金じゃけ。」70才位で菅原文太さん似の不動会社社長さんは、動いて下さいました。定年退職した元校長先生だった大家さんは、80才位のお婆さんでしたが一時間位丁重に頭下げ快諾して頂きました。
私は、あの広島訛りの渋い怖い社長さんの人柄に救われました。敷金3ヶ月分は北海道の三倍~厳しかった宿が決まると仕事探しに職業安定所へ通いました。
その夜、山形出身の先輩から、空手修行に来たんだから定職でなくバイトの方が練
習に集中できるアドバイスに納得。県外から来ている道場生に訪ねるとバイトは直ぐに決まりました。それが松山修行の始まりです。                     
 
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滋賀支部にて、ヒザブロックから軸足ストッピングへ切り替えた瞬間


鍛練は続く・・・