笑かすんよ・・・
外は、暗い空から冷たい雨が舞い降りて来ました・・・
今宵は、大人しく身体を休め冷酒なんて一口、頂いて居ります。
松山修行当時、芦原英幸館長の誕生祝を計画し門下生全員で祝って、機嫌よく唄を披露して頂いたことを思い出します。
機嫌よく唄っている芦原英幸館長。 当時の夏季合宿模様・・・日照りが最強に強く倒れそうでした。
次に豚足屋で脂が乗っている肉を頬張りながら、最後には真っ赤なオロチョンラーメンをご馳走になりました。
「おい、オヤジ・・・オロチョンとは如何いう意味なん?」店主は答えることが出来ませんでした。職員の方にもひっきりなしに聞いても、誰もわかりませんでした。
「芦原先生・・・オロチョンは北海道の言葉ですけん・・わし等には見当つきませんわ」
店主がしどろもどろ答えると「おい、そこのホッカイドー!お前えは、わかるやろ?」
突然、私に質問が飛んで来たのです。そんな言葉や方言聞いたこともなかったので
「館長、ワッカナイんです・・わっかない・・押忍」と咄嗟に駄洒落がでました。
「何?ワッカナイ?・・・わかんないか?・・ふふふ、笑かすやつだ!聞いたか?あいつ、わっかないってアシハラ笑かすんよ・・・」
何とか、イラつく雰囲気を脱出したのです。その後もいい宴会が続きました・・・
この特集している本はヤフオクで20年ぶりに落札できました!
後で調べると火が出るほど強烈に熱くなる。熱気がでると云う意味でした。
そのオロチョンラーメンは超激辛でお腹が大変苦しむことになりました。
当時の緊張感は、今でも夢に出てくるのです。
鍛練は続く・・・