巡礼の旅-3
中々、眠りも浅く5:45分にベッドの機械音が鳴り・・・起床は6:00。
持参のプレゼントされた家宝マグカップで熱いコーヒーを飲んで
「アチャッ~!」目が覚めました・・・「吾輩は名もない猫舌である!」
世界に2つしかない家宝のマグカップ!
遠くの険しい山から昇る朝日が眩しく城山やお堀や三番町歓楽街の風景も
ビデオカメラと目頭に記録。
身支度済ませ 伊予タクシーで道後温泉へ向かいました。
「お早うさんです・・・お客さん、道後の朝太鼓と共に地元の人が大勢並び
よるけん、ほうね、ちぃと急ぎますかね・・ぞなもし?(イイマセン)」
道後は何回も入ってますから、また今度にします。実家は道後にも近いですから」
道後近隣の護国神社奥にある御幸寺山の中腹辺り麓へ着いて、伊予の街を
見下ろしウグイスの鳴き声や今が旬のワラビやヨモギ、険しい崖や珍しい竹藪、
蜜柑畑にビデオカメラを向け記録しました・・・ホーッケッキョ!
大きな自然に囲まれた庭園を散策しカメラで構えていると台所に立つ嫁さんの
お母さんと目が会い見つかっちゃいました。
「あら、○ちゃん、早よから散歩かね?そんな処 おらんで入らんけん。皆もう起きてるわい、はよはよ。」
そんなこんなで熱いお茶を頂きながら、「アチャッ~!」寛いだわけで。
義兄さんにホテルまで送って頂いて25年ぶりの懐かしい仲間達と朝食三昧。
「あら、○ちゃん、早よから散歩かね?そんな処 おらんで入らんけん。皆もう起きてるわい、はよはよ。」
そんなこんなで熱いお茶を頂きながら、「アチャッ~!」寛いだわけで。
義兄さんにホテルまで送って頂いて25年ぶりの懐かしい仲間達と朝食三昧。
二日酔いの中、膝の痛みも嬉しい悲鳴に変わっていました。
安城寺に先ず、ご挨拶してから急な石段を踏み締めながら昇り、館長の墓前に立ち
清水で掃除を済ませ線香を焚きながら手を併せ、あの時代のお礼と今日迄、空手稽古続けていることを報告致しました。
此れからの芦原カラテの繫栄と発展を願いながら・・・
お墓は城山や街並みを見渡せます・・ 練習よりも海で泳ごうか?その方がいいだろ!
険しい山奥の市営墓地へ旧友のお墓参りへ寄り、また松山観光港へ寄り
凄い刀も初めて見ることが出来ました・・・触っただけで斬れてしまいます。
短い時間にあれもこれもと欲張らず、贅沢もせずに必要最低限なお遍路な旅・・
私には、これで充分でした。
午後3:15のJALでケンカ十段の街を静かに離陸しました。
帰りは「アテーションプリーズ、この先多少揺れが予想されますが飛行には何の
支障も御座いません。着席のベルトを確実に締めて下さい!」
羽田に着陸する際「ドッカッン!」と酷いタイヤの衝撃が走りました。
「お前、北海道へ帰るの十年早いんよ。あと十年練習しないといけん!」
そんな声が脳内を走り抜けました・・・たぶん。
羽田から離陸し、しばし行くと雲の上に大きな綺麗な富士山が見えました。
周りの乗客はディズニー帰りでミッキーちゃん飾りやお洒落なトレーナーで
着飾っています。私は、勿論ブルース・リートレーナーでした。
青森から函館辺りの上空では曇も無いのにガンガン揺れ続け、館長が後追ってるんでないかい(ぞなもし)?と感じたわけで。
旭川空港へ着陸体制に入り、右を向いても左を見ても真っ暗闇じゃございませんか・・・フライトで無事を祈ったことは初めての体験でした。
21:15頃、四国巡礼の旅から無事帰還出来ました。
此れもあれも、ビデオやカメラで記録しましたが集まった仲間達の諸事情で
公表できません・・・残念。
鍛錬は続く・・・