~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

身体が許す範囲で緩く動かす・・・


様々な映像を見て学ぶことは大切です。

昨夜は、道場で片足だけのストレッチ運動、指先、足首、アキレス腱、上半身の基本を号令かけ稽古しました。
蹴りの基本稽古は、黒帯の若者達に任せ 道場いっぱいをひたすら歩き目で動きを追うことに専念しました。
身体が許す範囲で緩く動かすことに汗を流す・・・

テーマは、下段回し蹴りを膝ブロックで力の方向性を外しから攻める捌き。
ブロックからの着地足と腰の切り返し、間合いを活かした追い掛ける突きと蹴り。
単純な動き方でも捉え方がひと其れ其れで全然動きが変わってきます。
休憩時間に10分間ほど昔の貴重映像を見ながらミニ捌き研究会しました。
如何にわかり易く伝わるのか。まさに百聞は一見に如かず・・・
理想の動きとそうでない動きとの比較はひと目で分かり易くいい稽古になりました。
様々な試合に出場している選手達には、目にウロコだったでしょう。

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四国修行時代は、手取り足取りでなく自分で技を盗んで覚えるのが風潮でした。
芦原英幸館長は、たまに簡単なヒントだけ与えて戴きました。
上手く動けなければ容赦なく叱りの言葉が飛びます。
やっと出来たと思っても更なる技術が加算され、「下手なやっちゃのう・・黒帯やるんじゃなかったけん!」さり気ない一言どころか四言、五言も。
落ち込んでいる暇もなく次々と稽古内容が変化しながら・・・
殆どが早口で何を話したか?稽古していると「あぁ、これだったのか・・」と後日分かったのが大半でした。

しばらくは、私はあまり動けないのでストレッチと根幹を鍛える稽古になるでしょう。
本当にコンパクトDVDには助かります。当時の動きや声までが鮮明に映るのですから・・

鍛錬は今年も続く・・・