東京へ・・・

次男坊が暴風雪の札幌から　遅く 帰ってきました。

７７歳の常務取締役さんが面接試験のため東京本店から態々札幌に

来られたわけで・・・本来は東京で面接だったはず。

「君のご両親は如何云って居られる？故郷の彼女には東京行きを云ったのか？

日曜も祭日もない、一年は故郷に帰る暇も無い、辛いことが沢山あるが

耐える自信はあるのか？」

そんな質問攻めを堂々と受け答える。

「実は最初は警察官になろうと考え、安定した職につき両親を安心させる

つもりでした。しかし、やはり自分で夢描いた日本の伝統文化の職人と

して修行し 海外に出ても通用する男として磨きたいと切り替えました。

夢があるから頑張り抜きます・・宜しくお願い致します！」

７７歳の常務取締さんから

「君はね、合格だよ！」と握手され、２万円分の高級寿司を腹が裂けるほど

御馳走になり　｢君はほんと、いい男だ」と褒められたそうです。

沢山の手土産を持たされてきました。

高級な海苔巻きと恵方巻きを頂きました。

これで次男坊も高く売れること間違いなし。




東京で働いて｢前略おふくろさま、お元気ですか？・・・」と手紙でも書くんだろな・・・

前略おやじさまとは行かないものか？

若い内は何でも出来る、大東京で大騒ぎの築地 、頼むぜ築地！

鍛練はつづく・・・