~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

基本の重要性を考えずして、鍛錬の成果はでない・・・

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懐かしい!総本部道場専用の玄関・・・

海外、全国からの多くの門下生が必ず出入りした場所です。
玄関内に入ると「よし、今日もやるぞ!」とモチベーションがあがったものです。
必ずや基本稽古に遅れ、組手の時間に合わせてノコノコ入って来る青年達がいました。

黒帯、茶帯に飛び掛ってくる勢いは最初だけ、2人目位が限度。
3人目頃からパワー、スピード、スタミナ、タイミングの冴えを無くして尻尾を巻いた負け犬みたいにコロコロ転がされ、目で何時終わるの?と訴える姿を幾多も見ました。

やはり、基本から鍛錬しサバキの土台、スタミナを就けている者には叶わないというのを嫌というほど味わっている筈だが、そう言う若者は楽を選ぶ習性がある。
楽して強くなる、サバキを使うなんて到底無理と思った。

私の道場にもフルコンタクト空手経験の若者も稽古に通うが、お仕事の都合か解らないが基本の時間を飛ばしてスパーリング時間には訪れ、バンバン勢い付けてくるが、昔も今も変わらない。
体格や筋肉が幾らあっても、スタミナ、パワー、スピード、タイミングに冴えが無い。

どんな武術でも基本の重要性を考えずして、鍛錬の成果はでないでしょう。