~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

ケンカ十段の誕生日・・・


先代館長のサバキ

本日、12月4日はケンカ十段 芦原英幸先生の誕生日です。
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あの衝撃的な空手魂と高度なテクニックと素面のお姿は一生忘れません。
厳しい指導のなかにも、お誕生会と忘年会では先生の朗らかな笑顔と人懐こい
素面の姿に遭遇します。
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 松山時代、毎年行うお誕生会には中学生以上老若男女70~90人の門下生が
集いお祝いしたものです。       
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稽古をお休みにして18:30頃から松山市内の庶民的な居酒屋会場にぎっしり詰め上座の芦館長のご挨拶で宴会が始まります。

全国から集まる一般道場生や地元の道場生が一致協力して予約、準備、プレゼントの買出しへ走り回り低価格な会費を徴収し計画します。
芦原館長は割りと庶民的な居酒屋を好み、宴会が始まると席を立ち若者門下生の所へ笑顔で歩み寄り同じテーブルに着きます。
そして、同じ目線で皆の話を聞いたり、昔の苦労話や道場破りの話題で盛り上がりました・・・之からの歩み方、人生の進め方を説いて居られました。
当時、私は幹事を任され走り回り、無事にお祝いが進んでいく場を体感しました。

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松山は12月になると結構寒く 「今夜は冷(ヒヤ)いの~」 と挨拶を交わします。
以前、2月の北海道へ審査会に来られた館長は青黒の渋いマフラーを首に掛けて居られました・・・そのことを思い出し、三越松山店の紳士服売り場へバイト途中抜け出し、赤黒の渋いマフラーを即座に選び、皆さんの代表でプレゼントしたところ、
「ほ~丁度よかった・・アシハラは、こんなマフラーが欲しかったけん・・ありがと」
包装紙を解いて直ぐにマフラーを首に掛けて喜ばれた笑顔にホッと胸を撫で下ろしたのを鮮明に覚えています。

放浪歌を唄い、気持ちよさそうにルルル~ルル♪とマフラーを掛け大学空手部の待つ誕生祝会へと足を運ぶ先生でした・・・話は尽きませんので、この辺で。