~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

デンマークの努力家・・・


Sensei Dan sabaki

懐かしいデンマークの友人の映像です。
ダン・ヘンドーリクソン氏は東谷 巧師範のお弟子さんになります。
背格好はデンマークでは低い方ですが大男を相手にサバキの演武を行なっています。
多少、荒削りではありますが絶妙なタイミングの取り方は上手いです。

前回、紹介しましたが剛柔流空手有段者だったダン氏は芦原會館総本部の
館長稽古を目の当りにし急遽、芦原空手に移籍し白帯締めて数ヶ月間、
一緒に道場で汗流し鍛錬した時期があります。

東谷師範に連れて来られたとき、道場の椅子に腰掛け、芦原英幸館長のサバキ指導を真剣に見学され、館長の説明、姿に目を青く輝かせていたのを覚えています。
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芦原館長はサバキの勉強のためと思い、ダン氏を関西本部や関東本部の
審査会へ連れて行き、トップレベルの道場で学ばせることもありました。
外人嫌いな館長にしては珍しいことでした・・・東谷師範のお弟子さんということもあり大切にしていたと思います。
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そのダン氏の熱意は熱く、2回目の昇段審査会で頑張り、参段を授かりデンマークに帰郷しました。
今は芦原カラテから離れ、東谷師範と
共に合気道や他武術の研究に取組んでいると聞きます。

拳銃や刃物がまかり通るヨーロッパで命賭けで生きていかなければなりません。
日本も国際化して油断すると危険な国になりつつあります。

武道の国、日本人がもっと謙虚に
鍛錬し深く追究しなければならないと感じるこの頃です。