~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

ヒジ打ちは武器・・・

昨夜の空手稽古は重心移動を確かめながら移動稽古をみっちりと付けました。
下の月刊空手道表紙にある芦原英幸館長のヒジ打ちをお浚い。
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野球ボールを投げるスィングに例え、中心軸、左心軸、右心軸を考え
①ヒジ打ちを空振り
②徐々にスピードを高め
③後ろ足で床を蹴り勢いをつけ体重移動させヒジの先端スピードアップさせ着地するまで行う。
※左右同じ動作を繰り返し・・
④相対稽古で実際に相手を回し受けで崩し、鎖骨にヒジ打ちを正確に当てる稽古。
※絵に描いた餅でなく実際に軽く打ってみることが重要・・・
⑤次にパンチングミットを使ってヒジ打ちを大胆に鋭く切るように打ち込む稽古。
表向きは護身術用で突きよりも、ヒジ打ちの方が効果絶大です。
裏を返せば、ケンカで至近距離や掴みに対してヒジ打ち、膝蹴りは絶大な武器になるでしょう。
難しいかどうかはまぁ、やってみなければわからないでしょう・・・
 
 
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この月刊空手道の表紙撮影のとき、
私は松山総本部道場で稽古中でしたので、静かに観て学びました。
当時、職員のS先輩は芦原館長の相手役を命ぜられ編集長さんが連続撮影するなか、
あらゆるサバキを要求され次々へと、サバキのバリエーションを行い、周囲で生唾を飲みながらホンモノを観ていた道場生はもの凄く勉強になりました。
タイミングの取り方、角度、鋭くも留まらない
流れる動きはお見事。
其れだけで幸せを感じ、たくさん得るものがあり、脳内には、いまだに衝撃映像と音声が残っています・・・DVDに焼き付けたいほどです。
 
いつも私の背中、肩、腰、脹脛はやや痛くなり、悲鳴上げていますが当時、芦原館長から痛いとの声は聞いたことはありません・・・いつもリラックスした自然体の姿勢から突き、肘打ち、蹴りをシャープに繰り出し、力身ない姿勢に戻るには秘訣があるのかもしれません。