~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

苦手なことは克服するまで稽古せよ!


Pacman on heavy bag - Bruce Lee

これは、いいパンチの打ち方です。

先週末、他流派体験者の方にも体験して頂きましたがリードストレートやクロスフック・リードフック・ヒジ打ちをミットへ正確にインパクトさせ叩き込むことの難しさ、軸の使い方、切れる技への基本に時間を掛けました。
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サンドバックを使うと足のステップが自在に動けるようになり、下半身の疲れも生じますが重心移動やステップで効果的な鍛練になります。

こうして観ると肩・首・腕に無駄な力が入っていることが判り反省するところも学べます。
松山当時は芦原館長から「左のパンチが変なんよ・・なんだよヘタクソ!それで相手を打てるのか?」と何百人もの合宿参加生の前で強烈に注意受けた記憶が蘇ります。
午後の休憩中、冷えた麦茶を飲みに合宿先の玄関へ走ると麦茶の入った大きなポリバケツの横で館長が立っていました。
「おうっ〇〇か、さっきのパンチはステップなんよ・・下半身の動きが大切じゃけん、わかったか?」「オオ・オ~ス」と真っ黒に日焼けニコニコと優しい笑顔の先生がヒントを下さいました。
苦手なことは克服するまで稽古せよ!と言葉に発しなくても判りなさいと云うことです。
時々、そのシーンが夢にも現われ、最近になって漸く左ストレートやフックが以前よりましになったかと思います。
それでも夢に出る芦原館長の姿には怖くて驚かされます。
怠ける訳にはなりません・・・鍛練は続く。