~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

懐かしい青春の1ページ

8月の蒸すような暑さにも負けず、お仕事の合間を縫って
道場へ寄り、道衣が汗で体にまとわり付くのが気になる季節です。


YouTube - Ashihara Karate 1_6 Self Defence Techniques.flv

松山時代の稽古方法を思い出しながら毎週、テーマを考え稽古しますが
考えている10の内の半分も稽古できていません。
2~3つの技法を繋げて繰り返し、繰り返し相対稽古で体に染み込ませます。

私の懐かしい青春の1ページとの思いで撮ったビデオを引き出しながら
稽古することで様々な重要ポイントが見えてきます。

当時、松山合宿先で全体を満遍なく撮影していましたが
如何しても凄い動きをする師範代の姿にカメラは向いてしまいました。
気が付くと結構、芦原英幸館長や師範代の動きを中心に撮影していたのです。
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パンチの握り方・脇肘の締め方・打ち方を説明されている芦原英幸館長のワンカット

合宿稽古中、突然、300人超える全国門下生の目前でサウスポーからの
左ストレートを突けと命じられ、芦原館長の掌目掛けて左ストレートを
打ち込んだのです。
『ほら、可笑しいだろ・・手先だけじゃけバランスも悪いんよ!左も練習しないといけん!』
右の突きは自信あったのですが遭えて左が苦手なことを見抜かれていました。
利き手だけじゃなく、両方打てるようにしなさいとの御指摘でした・・感謝です。

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受け・崩し・突き・蹴りの動きは比較するまでもなく、違いがハッキリしています
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館長と師範代のサバキ講習会から・・

ただ速いとか単純なことでなしに、ひとつひとつの挙動を
確実に繋げながらタイミングやスピードの切れ・凄みに目を奪われました。
達人と云われた先生と汗流せたことが懐かしく、男としての誇りです。

今週末も鍛練は続く・・・