~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

暑い中でも熱くなりたい・・・

お盆も明けましたが全国的に暑苦しい夏が続きます・・・


Ashihara Karate

空手稽古中、滝のように流れ出る汗ををぬぐってふと皆さんの
道衣を見ると何と暑い最中、びしょ濡れTシャツを着ていました。
『空手衣の中は冬ならまだしも、基本は中は何も着ないんだよ!』
と言うと『えっ、ヤダ~Tシャツ着ないと恥ずかしいです・・・オス』

女性や女の子は仕方ないと思いますが皆さんは如何でしょうか?
私は男性や少年部はTシャツは要らないと思うのです。

中学の頃から通った空手道場は小学校体育館で冬は暖房がなく、
氷点下20~30℃以下の凍える中で空手衣のみ、もちろん素手裸足・・・
冷たさと痛さで感覚なくなるまで押忍の精神で稽古したものです。
サンドバック蹴る時はあまりの痛さに湯を汲んだバケツに足を入れ、
血液の循環よくしながら蹴ると段々、足の裏が凍りつき着地した際に
ツルーっと滑って転んでしまうのです。
また、バケツに足を入れ凍った足を解かし、蹴るの繰り返しでした。
凍傷になり、治るのに時間が掛かり虎の穴的鍛練でしたが、
これも大切な稽古と思うのです。
現代っ子に時々、話しますが無関心に見えて仕方ありません。

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松山の冬稽古は楽勝でしたが夏猛暑の中、稽古はスタミナ奪われ龍の穴的鍛練でした!

松山時代、芦原英幸館長に寒い中の稽古を話すと
「そんなことばかりしちょるとただ体悪くするけん・・」と笑われました。
「上手いんだがフワ~フワ軽いんよ、もっと強弱つけて突刺すパンチ・蹴り練習せよ」
言葉を聞いてから自主トレはサンドバックに夢中でした。

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芦原館長の受けは柔らかく一瞬で崩しながら、自分の有利な態勢へコントロールしています。
暑い中でも熱くなりたい・・・  鍛練は続く