~ Traditional Karate blog~

田舎での暮らしや思いを書いている老いぼれです。 また、H・李小龍北海道倶楽部・Kと日本IUMAに所属しマニアックなことや技術的鍛錬で人生を楽しむ日々です。 芦原空手(四国修行時代)や日々修行の溜め込んだ秘蔵映像を発信していきます。

胸が熱くなった・・



18歳の頃、札幌へ極真空手の大会を応援に行ったときに会場の裏側を歩いていると偶然、巨大なモハメド・ハシム氏等20人程のボディガードを引き連れたゴッド・ハンド大山倍達館長に熱いお言葉と大きく厚い手で握手させて頂きました。
「君たちは何処から来たのかね?何処で空手やってるのかね?そうか、〇〇ちゃんの弟子なのか?〇〇ちゃんは元気にしとるかね?これからの若者はもっと切磋琢磨して華麗な空手を目指して貰いたい。では頑張って・・押忍」
胸が熱くなったのを今でも忘れません。
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あれから、6年後には達人ケンカ十段と呼ばれた芦原英幸館長の四国へ向かったのでした。
私にとって、大山倍達館長も芦原英幸先生も雲の上の尊敬する先生です。

芦原英幸館長は、1階ロビーで映像にも出てくる大山館長の正拳突きや蹴りやテクニックを実演して下さいました。
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「見ただけで直ぐに同じ動きが出来ること云うことは、それを理解出来ているから出来るんよ・・・お前もできるか?」おどけながら笑わすも、見ただけで咄嗟に同じ動きが出来る天才の姿がありました。
私も負けずに当時、書店で立ち読みした松井章圭氏が格闘技雑誌で捌きに似た技を分解写真で紹介していたのを思い出し、職員さん相手に数種類やってみると「上手いな・・そのテクニックはサバキやろ、裏投げの手を背刀でやっちょる、それが背刀と言うんよ、孤拳でもええんよ。松井は、サバキをちゃんと研究しよるんよ」
次にビデオで見た大山館長の行う合気道に似た技をやると「お前がやるとカッコよく見えちゃうけん、大山先生はもっとこうやるけん、違うか?」
その後も一時間、二時間も職員さんは、やられ役で大変でした。
「そんな本、ビデオもしかしたら持ってるん?」
翌朝7時に私のお宝本やビデオを封筒に入れて道場まで届けることになってしまいました。
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鍛練は続く・・・